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代表の看護への想い

こんにちは!さんふらわぁ訪問看護リハビリステーションの代表 奥田玲子です。東村山市で10年以上、利用者さんの「らしさ」を守りながら在宅ケアを支えてきた私たちのチーム。訪問看護の魅力と、私たちが一緒に働きたい仲間への想いを、ちょっと熱く語らせてください!

 

私たちのモットーは、「利用者さんの人生に寄り添う」こと。たとえば、80歳を過ぎても「自分で淹れたお茶が飲みたい!」という高齢利用者さんの小さな願いを叶えるために、一緒にキッチンに立つ。病気や年齢で「もう無理かな」と思っても、利用者さんの「やりたい!」を諦めず、笑顔を引き出す瞬間が、この仕事の宝物です。

 

ある利用者さんがポツリと言ったんです。「高齢になると友だちが減って寂しいけど、看護師さんが来てくれると心が温まるよ」って。その言葉に、グッときました。私たちの訪問が、誰かの日常に小さな喜びを届けられる。それが訪問看護の力なんです。

 

さんふらわぁ訪看のチームは、変化を恐れず、いつも成長を目指しています。デジタルツールを使って効率化を考えたり、利用者さんの声に耳を傾けてケアの質を上げたり。たとえば、過去には利用者さんの「もっと外に出たい!」という声から、歩行訓練のサポートを増やしたことも。スタッフみんなでアイデアを出し合って、どんどん新しい挑戦をしています。失敗しても大丈夫!「次はどうする?」って笑いながら前を向くのが私たちのスタイルです。

 

一緒に働く仲間には、看護のスキルと同じくらい「人への温かさ」を大切にしてほしいなと思っています。SNSでもよくポストするんですけど、利用者さんから学ぶことって本当に多いんです。「高齢になると時間がなくなるって思ってたけど、ゆっくり生きるのも悪くないよ」なんて、利用者さんの言葉にハッとさせられることも。看護師としてだけでなく、人として成長できる職場ですよ。

 

さんふらわぁ訪看では、子育て中のママさんナースや、久しぶりに現場復帰するベテランさんも活躍中!「訪問看護って初めてで不安」という方も、しっかりサポートするので安心してください。チームワーク抜群で、困ったときはみんなでフォロー。プライベートも大切にしながら、やりがいを感じられる環境を整えています。

 

訪問看護って、ただの仕事じゃない。利用者さんの人生に深く関わり、笑顔や「ありがとう」を直接感じられる、めっちゃ素敵な仕事です!「誰かの役に立ちたい」「自分らしく働きたい」そんな想いがあるなら、ぜひさんふらわぁ訪看で一緒にチャレンジしませんか?あなたと一緒に、利用者さんの「らしさ」を支える看護を届けたい。心からお待ちしています!

 

心に寄り添う在宅支援

令和の今の時代だからこそ看護の原点回帰が求められています。利用者さん一人ひとりの「心に寄り添う在宅支援」をやりませんか?私たちと共に、地域を支えていきたい熱き想いのある仲間を募っています。当事業所には心の底から看護が大好きな看護師がいます。

 

近年、看護業務が医療的処置に重点を置く傾向が強まり、身体ケアや環境整備といった基本的な看護活動が軽視されることがあります。この変化は、看護師の役割が単に医療行為を行うだけでなく、患者の全体的なケアを提供することにあるという原則を忘れがちにします。

 

身体ケアや環境整備は、患者の快適さや精神的な安心感を高める重要な要素です。これらの業務を疎かにすることで、看護観や患者との信頼関係が育ちにくくなり、看護師自身もその役割を実感しにくくなります。看護師が全体的なケアを重視し、身体的なケアや環境整備を通じて患者と向き合うことで、看護の本質がより明確になり、質の高いケアが実現できるのではないでしょうか。原点に立ち返り、看護の広い視野を持つことが重要です。

 

医療サービス、介護サービスが地域に定着する前、地域の住民は家で生まれて家で亡くなる事が当たり前に行われていました。三世代同居や四世代同居により各家庭内で生活を支え合っていました。時代は移り変わり核家族化が広まった事で各家庭内だけでは生活が回らなくなってきました。医療の発展もあり人は病院で生まれ病院で亡くなる選択肢を選べるようになりました。今までは「家で最期を迎える」と言う概念が現在は「どこで最期を迎えるのか」を考える時代となっています。

 

地域で生まれ地域で暮らし地域で最期を迎える事の意味や価値が変わってきているように感じます。私は核家族の家庭で育ったため高齢者の加齢体験にあまり触れてこなかったと思います。今から2030年前でしたが祖父母の最期は病院で迎えましたので訪問看護師になるまでは自宅での看取りを経験した事がありませんでした。

 

自宅で亡くなる事を想像できますか? 昨今では病院だけではなく介護施設での看取りも増えてきています。自宅での看取り経験をしていない人が増えているので最期を自宅に選ぶ人や支える人もまた減少しています。医療従事者や介護従事者は人が亡くなる事を理解していても自宅で最期を迎える事を知らない従事者も少なくないのが実情です。

 

在宅看取りの現況は、2018年「人生の最終段階における医療に関する意識調査」によると、7割の方が人生の最期は、「住み慣れた自宅」を希望しています。しかし、2021年人口動態調査では、実際に自宅で亡くなる方の割合は17%であり、66%の方は病院で亡くなっており、希望と現実に大きなギャップのあることがわかります。

 

私の独断と偏見かも知れませんが「最期まで自宅で生きる」事を支援できる人が減っていること、死生観の価値観が変わってきている事などが関係していることも見逃せない事実であると考えています。多様性により色んな価値観がありますが「在宅」を選択できるかは本人・家族だけではなくサービス提供者の死生観や価値観も大きく関与すると思っています。

 

地域で最期まで生きる意味を知っていると病院での看護観や価値観も変わると思います。もしかすると利用者さんの家族、親族まで死生観や価値観が変わる可能性もあり得ます。「在宅」が最善と言う意味ではなく私が伝えたい事は「地域で生きる」と言う「死生観」の存在です。病院には病院の、施設には施設の、在宅には在宅の「生き方」「活き方」「逝き方」があると思いますが、人としての原点は「家で生まれ家で最期を迎える」事だと思っています。人としての原点回帰に興味があるようでしたら「訪問看護師という生き方」を選択肢にしてみませんか。

 

 

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