今回、御紹介したい映画は「ピア~まちをつなぐもの」です
<あらすじ>
若手医師が悩みながらも懸命に在宅医療という高齢化社会の大きな課題に取り組んでいくという感動の物語。病気で倒れた父親の医院を継ぐために、大学病院を辞めざるを得なくなった若手医師の高橋雅人(細田善彦)は、父・圭蔵(升毅)の要望で渋々訪問診療も始めることになる。しかし大学で先端医療の研究を志していた雅人にとって、地域の患者やその家族たちの医療には、なかなか関心を持てないでいた。それに加えて医師としてのプライドもあり、ケアマネジャーの佐藤夏海(松本若菜)や介護福祉士など他の職種との連携も積極的にとらず、やがて地域医療の中で孤立していくようになる。そんな中、訪問診療に行ったある患者家族との出会いによって、雅人の医師としての考え方が大きく変わっていくことになるのだった…。
作品紹介 | 映画『ピア』公式サイトより
映画『ピア~まちをつなぐもの~』
予告編
見どころの一つが主人公である若手医師の考え方の変化や成長だと思います。が、特に見て欲しいポイントがケアマネジャー、訪問介護士、訪問看護師が大切にしている「利用者さんの生活や人生観」です。訪問看護師としてはストーリーやキャラクターの設定にツッコミたい所もありますが全体的には映画のメッセージ性を分かりやすく表現されていると思います。
個人的には約100分ではとても収まりきらない内容だと感じます。ドラマ1クールで職種ごとに1話単位でドラマ化して欲しいです。ケアマネジャー編、訪問介護士編、訪問薬剤師編、訪問歯科編、訪問看護師編、管理栄養士編、訪問リハ職編、福祉用具専門相談員編 等。現実は…映画ほどにはドラマティックではないですし、もっと地味で縁の下の力持ち要素が多いかも知れません。
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