脳には特性があります
左利きだから右脳優位で「直観的」
右利きだから左脳優位で「論理的」
一度は耳にした事があるのではないでしょうか?
一般的には上記のように言われています。インプットとアウトプットは同じ脳で処理されているのでしょうか?
実は「インプット」と「アウトプット」で それぞれ使う脳が別だった?!と言う話です。
※利き脳(右脳左脳)診断は こちら
以下、医学的根拠はありませんので懐疑的な方はスルーして下さい。聞き脳診断を基にした当事業所のオリジナルの見解となりますので御了承の上で御拝読頂けますと幸いです。
利き脳(インプット・アウトプット)は下記①~④の4種類に分けられます
①うう脳(右脳in 右脳out)
②うさ脳(右脳in 左脳out)
③ささ脳(左脳in 左脳out)
④さう脳(左脳in 右脳out)
完全に右脳処理または左脳処理と言う訳ではなく厳密にはどちらの脳がより優位か?と言う事です。
(例)インプットが右脳40%左脳60%、アウトプットが右脳30%左脳70%で処理 等
ここからは分かりやすく説明するため片脳100%ずつで処理すると仮定します。
(例)うう脳なら右脳100%in 右脳100%outという事です。
①うう脳は…右脳⇒右脳
③ささ脳は…左脳⇒左脳
同じ側の脳で処理するのでインアウトがスムーズに行われます。
対して
②うさ脳は…右脳⇒左脳
④さう脳は…左脳⇒右脳
脳が交差していることに気付きます。
今回は②④の交差で処理する脳についてお話したいと思います。
②直観⇒論理
④論理⇒直観
直観を論理に、論理を直観に、途中で変換処理が必要となるため①③の「直接脳」と比較すると処理工程が多くなるのです。処理工程が多いと言う事はそれだけ飲み込みが遅くなると言う意味にもなります。
他者から見るとアウトプット脳が表面化されているので論理的な人には論理的に、直観的な人には直観的に指導をすると思います。でも、ちょっと待って下さい。②④の「交差脳」の人はインプット脳とアウトプット脳が逆になるので本来はアウトプット脳とは逆の性脳にインプットする方が自然なのです。
また、本人の脳としても、アウトプット脳と同じ性脳を無意識にインプットに求める方が自然であるため、結果的に本来必要な性脳とは逆の性脳にインプットしている事になります。そうです、②④の人は脳内で常に「ねじれ国会」を行っている事になります。
生物の基本的な生活空間においては具象化されている直観的なインプット性脳の対象物がより多く存在しているのです。つまり論理的なインプット性脳、かつ、交差脳である④さう脳の人にとっては生活するには一番不利な条件下とも考えられるのです。
習うより慣れよとは「人や本から学ぶよりも自身で経験した方が身につく」という意味ですが…論理的にインプットする右脳inの人にはあまり当てはまりません。右脳inの人はマニュアルに沿った方が良いとも考えられます。逆に左脳inの人に論理的に伝えても遠回りとも言えます。
アウトプットが特性脳と言う訳ではなく、交差脳タイプの人もいますので、その人のインプット脳を把握し、また、返ってくるアウトプットも逆になる可能性もあるのでアウトプット脳もしっかり把握する事でよりその人の脳力を引き出せるので頭の片隅にでも置いて頂けますと幸いです。